給湯器の交換を考え始めても、種類やタイプが多く、どれを選べばよいか迷う方は多いはずです。給湯器選びは、熱源・機能タイプ・号数・設置方法・費用という5つの視点を順に確認すると、自分に必要な条件がはっきりします。家族の人数や入浴スタイル、住まいが戸建てかマンションかによって、適した機種は変わってきます。それぞれの違いと選ぶときの目安を、比較表も交えながら具体的に見ていきましょう。
1. 給湯器にはどんな種類がある?主なタイプの全体像

給湯器は、熱源・機能・号数・設置方法という複数の軸で分類されます。まずは熱源による大きな違いから押さえると、その後の選択がスムーズになります。
1.1 熱源による給湯器の種類(ガス・石油・電気)
給湯器は、お湯を沸かすエネルギー源によって大きく分かれます。ガス・石油・電気のどれを選ぶかで、設置費用とランニングコストの傾向が変わってきます。
熱源の違いは、毎月の光熱費と初期費用のバランスに直結します。
下の表は、代表的な4タイプを熱源とランニングコストの観点で整理したものです。
| 種類 | 主な熱源 | ランニングコストの特徴 |
|---|---|---|
| ガス給湯器 | 都市ガス・プロパン | 瞬間式で必要なときにお湯を沸かすタイプが一般的 |
| 石油給湯器 | 灯油 | 湯沸かし能力が高いが、燃料費は変動しやすい |
| 電気温水器 | 電気 | 夜間の割安な電力でお湯を沸かす |
| エコキュート | 電気(空気の熱を利用) | 電気代を抑えやすいが、本体価格は高め |
実際に、SNS上でもガス給湯器について次のような声が見られます。
現在使っている熱源から大きく変える場合は、配管や電源の工事が加わり費用が上がる傾向があります。まずは今の熱源を基準に検討すると、無理のない選び方につながります。
1.2 ガス給湯器とエコジョーズの違い
ガス給湯器には、従来型と高効率型(エコジョーズ)があります。両者の違いは、排気の熱を再利用するかどうかにあります。
従来型は加熱時に出る熱の一部を排気として捨てていました。エコジョーズはこの排熱を回収してあらかじめ水を温めるため、同じ湯量を沸かすのに使うガスが少なく済みます。目安として、ガス使用量を約12%抑えられるとされています。
お湯を使う量が多い家庭ほど、エコジョーズのガス代削減効果は感じやすくなります。
本体価格は従来型より高くなる傾向があるため、初期費用と毎月の光熱費の差を合わせて判断するとよいでしょう。使用量が少ない世帯では、差額を回収するまでに時間がかかる場合もあります。
1.3 電気温水器とエコキュートの違い
電気温水器とエコキュートは、どちらも電気を使う貯湯式ですが、お湯の沸かし方が異なります。エコキュートは空気の熱を利用するため、電気の使用量を抑えやすい点が特徴です。
両者の主な違いを整理すると、次のようになります。
- どちらもタンクにお湯をためる貯湯式
- 主に電力需要の少ない時間帯などに沸き上げて貯湯する
- 電気温水器は電気ヒーターで加熱する
- エコキュートは空気の熱を取り込んで沸かす
貯湯式はタンクの容量を超えるとお湯切れが起こりやすいため、家族の人数に合った容量を選ぶことが判断のポイントになります。設置スペースも必要になるため、置き場所の確認も欠かせません。
2. 給湯器の機能タイプの選び方(給湯専用・オート・フルオート)

給湯器は、お風呂まわりの自動機能の有無によっても分かれます。給湯専用・オート・フルオートの3タイプがあり、必要な機能によって価格も変わります。
2.1 給湯専用・オート・フルオートの違い
3つのタイプは、自動湯はり・追い焚き・足し湯にどこまで対応するかで区別されます。機能が増えるほど便利になりますが、その分だけ本体価格は上がります。
必要な機能を見極めることが、無駄のない選択につながります。
各タイプの機能を比べると、次のとおりです。
| 機能タイプ | 自動湯はり | 追い焚き | 足し湯 |
|---|---|---|---|
| 給湯専用 | なし | なし | なし |
| オート | あり | あり | 手動 |
| フルオート | あり | あり | 自動 |
給湯専用は蛇口からお湯を出すシンプルなタイプで、シャワー中心の家庭に向いています。自動で湯量や温度を保ちたいならフルオート、基本の自動機能で十分ならオートと、生活スタイルに合わせて選ぶと判断しやすくなります。
2.2 追い焚き機能が役立つ主な場面
追い焚き機能は、湯船のお湯を温め直せる仕組みです。家族の入浴時間がばらつく家庭ほど、その利点が生きてきます。
具体的には、次のような場面で役立ちます。
- 家族の入浴時間が大きくずれる家庭
- 小さな子どもと大人で入浴が別になる場合
- 冬場に浴室で湯温が下がりやすいとき
- 一番風呂から時間が空いてしまうとき
こうした場面が多い家庭では、追い焚きに対応したオートやフルオートが候補になります。全員がほぼ同じ時間に入浴するなら、追い焚きなしでも不便を感じにくいでしょう。
2.3 家族の入浴スタイルから考える機能タイプ
機能タイプは、家族の入浴の仕方と予算から逆算すると選びやすくなります。まずは、湯船に毎日つかるか、シャワー中心かを整理してみてください。
湯船に入る習慣があり、入浴時間もばらつく家庭なら、自動湯はりや追い焚きのあるオート以上が便利です。一方、シャワーが中心で湯船をあまり使わないなら、給湯専用でも生活に支障は出にくくなります。
入浴スタイルに合わない高機能タイプを選ぶと、使わない機能に費用を払うことになりかねません。
予算に上限がある場合は、必要な機能を絞ることで本体価格を抑えられます。迷ったときは、今の給湯器で不便に感じている点を書き出すと、優先順位が見えてきます。
3. 給湯器の号数の選び方(16号・20号・24号)

号数は、給湯器がどれだけのお湯を出せるかを示す数値です。家族の人数と同時使用の状況に合わせて選ぶことが基本になります。
3.1 号数とは?給湯器の出湯能力を表す数値
号数とは、水温より25度高いお湯を1分間に何リットル出せるかを表す数値です。数字が大きいほど、一度に多くのお湯を供給できます。
たとえば24号は、水温+25度のお湯を毎分約24リットル出せる能力を意味します。20号なら毎分約20リットル、16号なら毎分約16リットルが目安です。
号数は「同時にお湯を使ってもお湯が足りるか」を左右する数値です。
冬場は水温が下がるため、夏場より必要な能力が高くなりがちです。号数を選ぶときは、寒い時期の同時使用を基準に考えると失敗しにくくなります。
3.2 家族の人数と同時使用から見る給湯器の号数の目安
号数選びの基準は、家族の人数と、お湯を同時に使う頻度です。人数が多く、同時使用が重なるほど大きな号数が必要になります。
一般的な号数の目安は、次の表のとおりです。
| 号数 | 世帯人数の目安 | 同時使用の目安 |
|---|---|---|
| 16号 | 単身世帯など、お湯の同時使用が少ない場合の目安 | シャワー1か所が中心 |
| 20号 | 夫婦2人などの世帯の目安 | 台所と洗面の同時使用まで |
| 24号 | 4人家族など、お湯の使用量が多い世帯の目安 | 浴室・台所・洗面の同時使用に対応 |
たとえば、号数選びではこんな相談も見られます。
必要な号数は家族構成だけでなく、お湯を同時に使う頻度や現在の使用状況を踏まえて選びましょう。現在の給湯器でお湯の勢いに不満がある場合も、号数アップが選択肢になります。
3.3 号数を変更する前に確認したいこと
号数を変えるときは、いくつか事前に確認したい点があります。とくに号数を上げる場合は、追加工事が必要になることがあります。
確認しておきたい主なポイントは次のとおりです。
- 号数を上げる場合は、既存のガス供給能力・配管・設置条件などを確認する
- 号数を下げる場合は、必要な湯量を確保できるか確認する
- マンションは管理規約で号数変更が制限される場合がある
- 現在のガスの供給方式(都市ガス・プロパン)に合っているか
とくに集合住宅では、事前に管理会社へ確認しておくとトラブルを避けられます。判断に迷うときは、施工業者に現地を見てもらい、変更が可能かを確かめるのが確実です。
4. 給湯器の設置タイプの種類と確認方法
給湯器は設置される場所によってもタイプが分かれます。戸建てとマンションでは選べる設置タイプが異なるため、事前の確認が欠かせません。
4.1 戸建てとマンションで異なる給湯器の設置タイプ
設置タイプは、住まいの構造によって選択肢が変わります。戸建ては壁掛けや据置き、マンションはPS型が中心になります。
設置タイプが合わない機種は選べないため、最初に確認すべき項目です。
代表的な設置タイプを整理すると、次のとおりです。
| 設置タイプ | 主な住まい | 設置場所 |
|---|---|---|
| 壁掛け | 戸建て・マンション | 外壁やベランダの壁面 |
| 据置き | 戸建て | 屋外の床や地面 |
| 浴槽隣接 | 戸建て | 浴室の浴槽の横 |
| PS型 | マンション | 玄関脇のパイプスペース |
同じ設置タイプ内での交換は工事がシンプルで済みやすくなります。タイプが分からない場合でも、設置場所の写真があれば業者が判断しやすくなります。
4.2 交換前に設置タイプを確認する手順
設置タイプは、次の手順で確認すると漏れがありません。型番と設置状況を控えておくと、見積もりが正確になります。
- 設置場所を確認する:屋外の壁面か床置きか、マンションのパイプスペースかを見る。
- 既存機種の型番を控える:本体側面のシールに記載された型番と号数をメモする。
- リモコンの種類を確認する:台所・浴室のリモコンの有無と配線を確かめる。
- 設置状況を撮影する:本体周辺のスペースを写真に撮り、見積もり時に共有する。
これらを整理しておくと、機種選びと費用の見当がつけやすくなります。自分で判断が難しい場合は、現地を確認してくれる施工業者に相談すると確実です。
5. 給湯器を選ぶときの基準(メーカー・省エネ性・費用)
熱源やタイプが絞れたら、メーカー・省エネ性・費用という基準で最終的に一台を決めていきます。それぞれの視点を押さえると、後悔の少ない選択につながります。
5.1 メーカーで給湯器を選ぶときの考え方
メーカー選びで迷ったときは、今使っている機種と同じメーカーを基準にする方法があります。交換時はメーカー名だけでなく、既存機種の型番・設置方式・本体寸法・配管条件を確認することが重要です。別メーカーへ交換できる場合もあるため、現地の設置条件を踏まえて判断しましょう。
もちろん、別メーカーへの変更もできますが、設置スペースや配管の調整が必要になる場合があります。機能や価格を比べたうえで、こだわりがなければ同メーカーでそろえるのが無難です。
同メーカーでの交換は、工事の手間と費用を抑えやすい選択肢です。
メーカーごとに得意な機能やリモコンの操作性に違いがあります。店頭やカタログで操作画面を確認しておくと、日々の使い勝手のイメージがつかめます。
5.2 省エネ性で選ぶ(高効率タイプ)
毎月の光熱費を抑えたいなら、高効率タイプが選択肢になります。エコジョーズやエコキュートは、同じ湯量を沸かすためのエネルギーが少なく済みます。
省エネ性で選ぶときの考え方を整理すると、次のとおりです。
- 高効率型は排熱を再利用し、ガスの使用量を抑える
- エコジョーズはガス使用量を約12%削減できるとされる
- 本体価格は従来型より高くなる傾向がある
- お湯を使う量が多い家庭ほど、光熱費の差が出やすい
高効率型は初期費用が上がるため、毎月の削減額と合わせて考えるのがポイントです。使用量が少ない世帯では、従来型のほうが総額を抑えられる場合もあります。
5.3 給湯器の費用相場と交換費用の内訳
給湯器の交換費用は、同じ種類への交換か、種類を変えるかで大きく変わります。給湯器の交換費用は、機種・号数・機能・設置方法・追加工事の有無によって大きく変わります。種類を変更する場合は、給湯器本体に加えて電気・配管などの追加工事が必要になることがあります。
費用は本体だけでなく、撤去・リモコン・工事費などの合計で決まります。交換パターンごとの費用の目安は次のとおりです。
| 交換パターン | 費用の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 同じ種類・同じ号数へ交換 | 約10万円前後 | 追加工事が少なく費用を抑えやすい |
| 号数を上げて交換 | やや高くなる傾向 | 配管工事が加わる場合がある |
| エコジョーズなど高効率型へ | 本体価格が上がる | ガス使用量の削減が期待できる |
| ガスから電気など種類変更 | 約30〜40万円 | 電源・配管工事が必要になる |
見積もりを比べるときは、総額だけでなく撤去・本体・リモコン・工事費といった内訳が示されているかを確認しましょう。内訳が明確なほど、追加費用の有無を判断しやすくなります。
6. イワサキホームの給湯器交換サービス
給湯器の種類選びで迷ったときは、地元の施工業者に相談する方法があります。株式会社イワサキホームは、静岡県沼津市を拠点に給湯器の交換・修理を手がける住宅設備会社です。
6.1 相談できる給湯器の悩みと対応内容
種類や号数の選び方がわからない段階でも、相談から始められます。故障や急な不具合にも対応しているため、お湯が出ないといった困りごとにも動きやすい体制です。
相談できる主な内容は次のとおりです。
- 種類や号数の選び方がわからないときの相談
- お湯が出ないなど、故障時の緊急対応
- 賃貸物件のオーナー・管理会社からの依頼
- 修理と交換のどちらがよいかの判断
給湯器の状態を確認し、修理・交換の選択肢から、利用者の負担を考慮して提案しています。最短即日の対応が可能なため、急ぎのケースでも相談しやすくなっています。
6.2 中間マージンのない料金体系と工事保証
料金面では、中間マージンを挟まない体制を取っています。フランチャイズに加盟しない独自の営業体制のため、加盟金や本部マージンが価格に上乗せされません。
撤去・本体・リモコン・工事費などの内訳を明示する料金体系で、費用の中身が見えやすくなっています。工事保証は10年を用意しており、交換後も相談できる体制が整っています。
内訳が明確な料金と長期の工事保証は、交換後の安心につながります。
料金の透明さは、複数の見積もりを比べるときの判断材料になります。サービスの詳しい方針はイワサキホームの情報も参考にしながら、納得できる形で選ぶとよいでしょう。
6.3 無料見積もりと対応エリアについて
見積もりは、現地・メール・電話のいずれでも無料で依頼できます。まずは費用の目安を知りたいという段階でも相談しやすい仕組みです。
対応エリアは、沼津・三島・裾野をはじめとする静岡県東部の9市町です。地元密着で動くため、緊急時にも駆けつけやすい範囲を対応しています。
賃貸物件のオーナーや管理会社からの依頼にも対応しているため、入居者の急なトラブルにも動きやすくなっています。まずは気軽に見積もりを取り、条件を比べてから判断するのがおすすめです。
7. 給湯器の種類と選び方に関するよくある質問
給湯器の種類や選び方について、相談の場でよく寄せられる疑問をまとめました。判断に迷ったときの参考にしてください。
7.1 家族の人数に合った給湯器の号数はどう選べばよいですか?
家族の人数を基準に号数を選ぶのが基本です。お湯を同時に使う機会が多いほど、大きな号数が向いています。
- 1〜2人なら16号が目安
- 2〜3人なら20号が目安
- 4人以上なら24号が目安
実際に、号数選びではこうした声も寄せられています。
これは、号数が1分間に出せる湯量を示すためです。シャワーと台所を同時に使うと湯量が不足しやすいので、迷ったら一つ上の号数を選ぶと安心して使えます。
7.2 今使っている製品と違う種類やタイプに交換できますか?
種類やタイプの変更は可能ですが、費用が変わる点に注意が必要です。同じ種類への交換は工事が少なく済み、費用も抑えやすくなります。
一方、ガスから電気への変更のように熱源を変える場合は、配管や電源の工事が加わり、費用が高くなる傾向があります。目安として、種類変更は約30〜40万円とされることがあります。設置スペースや配管の条件によって可否が変わるため、現地を確認してもらうと確実です。
7.3 給湯器を選ぶときに費用を抑えるにはどうすればよいですか?
費用を抑えたいときは、次のような視点が役立ちます。無理に高機能な機種を選ばないことがポイントです。
- 同じメーカー・同じ号数で交換する
- 必要な機能に絞って本体を選ぶ
- 内訳が明示された見積もりで比較する
同メーカー・同号数なら工事がシンプルになり、費用を抑えやすくなります。機能が多いほど本体価格は上がるため、使う機能を見極めることが、後悔しない選び方につながります。
8. まとめ:給湯器の種類と選び方を押さえて自分に合う一台を選ぼう
給湯器選びは、熱源・機能タイプ・号数・設置方法・費用という5つの視点を順に確認すると整理しやすくなります。熱源で光熱費の傾向をつかみ、家族の人数から号数を決め、住まいの構造に合った設置タイプを選ぶ流れが基本です。
機能タイプは入浴スタイルから逆算し、省エネ性と費用のバランスを見て絞り込むと、無駄のない一台が見えてきます。見積もりを比べるときは、総額だけでなく撤去・本体・工事費などの内訳が明確かを確認しましょう。
判断に迷ったときは、現地を確認してくれる地元の業者に相談すると、住まいの条件に合った提案を受けられます。まずは無料の見積もりから始め、納得できる条件で自分に合う給湯器を選んでください。
給湯器の種類と選び方で迷ったら地元のイワサキホームへご相談を
株式会社イワサキホームは、静岡県東部9市町で給湯器の交換・修理に対応し、撤去・本体・リモコン・工事費の内訳を明示する料金と工事保証10年で安心を届けます。修理か交換かも中立の立場で判断してくれるため、はじめての方でも相談しやすい住宅設備会社です。
最短即日の対応も可能なので、現地・メール・電話での無料見積もりから気軽に始めてみてください。
